九段坂公園が「土木学会デザイン賞2021」の「優秀賞」を受賞しました
弊社が「北の丸公園周辺まちづくり基本構想策定業務」より携わっていた「九段坂公園」が「土木学会デザイン賞2021」の「優秀賞」に選定されました。九段坂公園は、靖国通りに面したリニアな公園で昭和40年に開園した千代田区が管理する公園です。公園内には、明治初期から大正初期に建造された常燈明台と品川弥二郎像と大山巌像の2基の銅像があり、これらの歴史的資源を保全・補修しながら、新たに麹町消防署九段出張所の跡地を加えて、公園の全面改修を行いました。改修設計にあたっては、北の丸エリアのまちづくりコンセプトである「世界に誇れる風格のあるまち・北の丸」の重要な景観ポイントであることや歩きやすい回遊路となることを目指していました。
デザイン賞の講評では、「靖国通りと区分され、深い緑の中に埋もれていた銅像やお濠が街の風景の中に参加し、散歩の途中で眺めていく人が多い」、「様々なファニチャーのディテールやおさまりも美しく、課題解決のデザインとしての質の高さは、土木デザインのスタンダードとして一つの達成である」等の評価を頂きました。
東側から見た九段坂公園
靖国通り歩道と一体的な広場
九段坂公園から見た千鳥ヶ淵
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